第34回 国際平和美術展~Layers of Aloha~
2026/06/19第34回 国際平和美術展に出展しました
ハワイアンリボンレイ
「想いをつなぐかたち」
— Layers of Aloha —
会場では作品のタイトルやピカケの花についてお話しする機会がありましたが、実はもうひとつ、私なりのこだわりがあります。
ピカケの白にこだわる理由

それは
サテンリボンの「裏」を使うこと
リボンレイを始めた頃は、私もサテンリボンの表をそのまま使っていました。

けれど、白い花(2017年当時のプルメリア)を作るようになってから、どうしても気になることがありました。
サテンリボンの表面は光沢が美しい反面、光の当たり方によっては強く反射し、陰になった部分が灰色がかって見えることがあります。
もちろんそれもサテンの魅力のひとつです。
でも、プルメリアやピカケの花を見ていると、私が表現したいのはその白ではありませんでした。

そこで使うようになったのが
サテンリボンの裏側。
裏面は光沢が抑えられたマットな質感で、真っ白な花びらの印象にとても近いのです。
光が当たってもギラギラせず、やさしく光を受け止めてくれる。
それ以来、特に白い花を作る時は、あえて裏面を表として使うことが多くなりました。
今回の作品も同じです。
ピカケの花には主にアンティークホワイトを使い、ところどころにホワイトとグリーンを添えました。

平和をテーマにした作品だったので、真っ白な華やかさよりも、温かみのあるやわらかな色合いを選びました。
アンティークホワイトをベースにすることで、小さな花たちが静かに寄り添い合い、穏やかに重なっていくような雰囲気を表現したかったのです。
気づかれない部分こそが作品の空気感をつくる
展示会場では
誰にも気づかれないかもしれない。
でも、その誰にも気づかれない部分が、作品全体の表情を決めているような気がしています。
そんなことを考えると、なんだか嬉しくなります。

咲いた花は、光を受けてほんのり艶やかに
一部の開いたピカケの花びらには、あえてサテンの表を使いました。
マットなつぼみと対比することで、
咲いた花のみずみずしさや生命感を表現したかったからです。

画像ではわかりにくい、ほんの小さな違いですが、その積み重ねが作品全体の空気感につながっているように感じています。
花の形だけでなく、
色だけでもなく、
リボンのどちらの面を使うか。
そんな小さな選択の積み重ねが、作品の表情を決めているのかもしれません。

Aloha✿Mahalo
幸せを呼ぶリボンの花.:*❀*:.プアリピネ.:*❀

